メロコアパンクロックのパイオニア、日本のパンクロックの金字塔。Hi-standardが16年ぶりに事前告知なしでアルバムを発売!!!したということで最高にうれしいニュースが飛び込んできた。
自分はハイスタが流行っていた当時に10代で同時期にスネイルランプ、BRAHMAN、GOINGSTEADY、B-DASH、175Rなどなどを聞いて育ってきた。10代のころに聴いていた曲はどの世代のどんな音楽であっても郷愁と混じってそれぞれの人のなかで特別な色を持って響く。僕の場合にはハイスタがそれだ。
当時の音楽は今聞いてもやっぱり特別でGOINGSTEADYの「童貞ソーヤング」なんかも童貞でなくなってもやっぱり特別な意味を持ってたりするしね。
まあなんかごちゃごちゃした話はいいや。ハイスタ世代じゃなくてもそうじゃなくてもハイスタはとにかく最高なので知らない人も、懐かしい人も是非聴いてほしい。今回のアルバムを聴いてビビビッときたティーンエイジャーなんか特にね。
Youtubeを張り付けまくると重くなるので再生リストに7曲にまとめたよ。左上の3本線をクリックするとリストが開きます。
- Brand New Sunset
- STAYGOLD
- My Heart Feels so Free
- Dear My Friend
- Can't stop falling in love
- My first kiss
- starry night
Brand New Sunset
ミリオンセールスを記録したアルバム「MAKING THE ROAD」から。ハイスタのなかでも最も聴きやすく取っ掛かり安い曲だと思うのでトップに。
このMAKING THE ROADでハイスタを知った人も多くて自分もそのうちの一人なんだけどこのアルバムは最高すぎて何回リピートしたかわからない。
STAYGOLD
そのアルバムから2曲目も。ハイスタの代表曲STAYGOLD。
STAYGOLDなんて承認欲求爆発のタイトルなのだが歌詞をよく見てみるとそんな陳腐なものでもないしなによりもメロディーが素晴らしい。まさにハイスタここにありといってもいいメロディー。いわゆる「一発でやられちゃうメロディー」ですね。
My Heart Feels so Free
アルバム「Angry Fist」から。演奏している会場AIRJAM98はハイスタが乗りに乗ってたころで若さと勢いに溢れている。金髪でもピンク髪でもない若さあふれる横山健さん(Vo)。
Dear My Friend
個人的に最も好きな曲。ギターをやっていた友人が地方の小さなライブハウスでコピーしていた思い出があるし曲としても一番好きだ。音楽を形容するのはたいへんに難しいがハイスタお得意の疾走感と爽快感があるメロディーに友情という歌詞を乗せた一曲で一言でいえば「青春」だね。
ここからはカバー曲を2曲、アレンジにも定評のあるハイスタも紹介
Can't stop falling in love
プレスリーのカバー。原曲はバラードだけどメロコア風にアレンジしている。バラードをパンクにするのはかなり繊細な選曲と作業が必要なんだろうけど見事に自分達の曲想にしてる。
原曲はこちら
Elvis Presley - Can't Help Falling In Love (Audio) - YouTube
My first kiss
原曲はキテレツ大百科のOP曲「はじめてのチュウ」。歌詞を英語に変えてメロディーもロックにアレンジ。カラオケで歌えばイントロではじめてのチュウだと盛り上がり英語の歌詞とロック調に変わったメロディーで意外性間違いなしの一曲。
starry night
ゴッホの画のタイトルでもあるstarry nirht。日本語だと星月夜と読むらしい。歌詞を見て意訳するなら星に願いをのほうがよさそう。
ハイスタのなかでも随一に歌詞が素晴らしい。ブログの規約で歌詞を引用できないのが残念だけど和訳して要約すると
いまこの時から僕は僕のまわりの人達を信じていくよ、だから星に祈らせてくれ
ロマン主義っぽく殊勝で謙虚な願望はなんだか叶いそうになってくる気がしてくる。
選曲に賛否あるかもしれないけどここで紹介はしていないインディーズのすこしとっつきにくい曲もハイスタにはまったら聴いてみてください。
自分もひさしぶりに聴いてるけどやっぱり最高だね。