メロンダウト

メロンについて考えるよ

拝啓クソログ様

基本的には他人がどんなブログを書いていようがどうでもいいのですがはてなを見始めた時からずっと見ている大好きなブログがクソログさんです

おそらく大好きなブログという表現は彼のブログにはものすごい不適切なように感じますがはてなブログの中で唯一欠かさずチェックしているブログです

 

www.sekaihaasobiba.com

 

 

 

 

彼のブログを一言でまとめてしまえば「虚無的」という他はないと感じます。風俗に行ってセックスしてこんなものかと言ったりイケダハヤト氏のようなプロブロガーやyoutuberなんかのような楽観主義、効率主義、拝金主義的な方々とは対極な方かと思います。

 

 

ただ彼の虚無思考はすこし行きすぎではないのか

 

 

僕自身も風俗に行って生きていくのが嫌になったわけではないがデリヘルを呼んでプレイ最中になんだがものすごい勢いで冷めてしまったことがある。

 

「なんでこんなことしてんだろ」と僕は僕のアソコをくわえている女性が何か別のものに見えてしかたがなかったという経験がある。急に萎えてしまいソファーに戻り雑談しているうちに僕のアソコがたたないことで彼女は申し訳ない気持ちになってしまったのかと察し謝ったことがある。

 

 

虚無的といえばクソログさんとすこし似ているのだが僕の場合にはそういった事態に遭遇しても性欲に絶望はしないしおよそセックスよりも愛を感じることができるものはないと今は信じているし愛だけが人生の果実だと思っているので絶望したりはしない。

 

他人の中に自分が存在することが愛情とするのであればセックスは形式的には愛そのものであるんだが同時に相手のことも受け入れなければ成立しないんだよね

 

 

クソログさんのようなすこし潔癖で他人の粗が許せなかったりするのは高い倫理観として褒められるべきことでもあるんだけど風俗嬢のようなおよそ倫理からはほど遠い人を受け入れるには高い壁になってしまうし全然知らない他人にたいする寛容さって意味だけで言えば未熟であるとすら言えてしまうと感じる

 

 

 

これは自省も込めて言うんだけど虚無主義っていうのはある種の楽さが伴うんだよね。人は人に話す時には相手の表情を見たり立場によってすこし目配せの仕方を変えたり笑顔で話すのか泣いて話すのか考えるんだけどほとんど完璧に虚無主義な人っていうのは相手にたいして立場を簡単に譲ったりしないし表情を崩さずに相手のどてっぱらに言葉を殴りつけるようなところがある。それはまっすぐ急所を見つめるっていう意味では真実主義とも言い換えることができるしことブログなんかを書くにはもってこいの能力なんだけど

 

でも人間関係では倫理や道徳を持ち出して何が許せないか何が許せるかっていう話よりも、また話の内容そのものよりもただ笑っているだけのほうが重要であることのほうが多かったりするんだよね

 

 

だから風俗嬢をその場限りでもどうでもよさを持って愛してあげるっていうことはけっこう難しいんだけどでもそれを承知で無理してでもちゃんと悲しみを内に秘めたまま笑ってエッチできる人っていうのがおそらく成熟し昇華された虚無主義だと思うんだ