僕がN国に入れた理由なのだがものすごく単純だ。N国のマニフェストはNHKスクランブル放送の実施だけである。個人的にはNHKがどうなろうとそんなに興味がない。受信料はどちらかと言えば払うのが嫌だぐらいの認識だ。政策がそれのみなので議席を取った場合に他の政策や法律に関する議決権をどう使うのだろうか調べると、インターネットで決を取ってそれに従って投票するらしい。
N国は政党名ばかりが注目されているけれどその実態は電子的直接民主主義を掲げた政党である。立花氏がそれに自覚的であるかは不明だが。
間接民主制の国において議会が必要なのは莫大な人数の投票を政策ごとに行うのは条件的に不可能だというのが理由のひとつである。議会における票を代議士に委任することで国家の運営や法律の制定、施行などが滞りなくできる。前近代までは条件的に直接民主制は不可能だった。しかし重要な政策(憲法改正、EU離脱)などを決定する時には間接民主主義の国でも最終的に国民投票という直接民主主義の形をとる。
以前は条件的に不可能だった直接民主主義だけどインターネットによってかなり容易になった。なので今回、僕はN国に入れた。