まずは貼っておきますね
ビットコインに興味が出てきたので調べてみたのですが絶対に買わないほうがいいと思いました。
今から買い始めようとかいう人がいたらやばすぎるのでビットコインは絶対に買わないほうがいい。
理由を書いていきます。
税制がやばすぎる
ビットコインの税制は雑所得扱いらしい。これだけでもうリスク算定としてはアウトと言っていい。
通常の投資、たとえば株式や為替の利益は売却損が出たら損益通算して繰り越し控除される。たとえば今年200万利益が出ていたとしても去年100万損していたら損益通算で納める税金は100万の20%で済む。20万円ですね。
いっぽうビットコインは雑所得なので純粋に利益のみに課税され繰り越し控除もされない。前年いくら損していようが関係なくその年の損益によって税金が確定される。損失は純粋に損失でしかない。
課税額も株やFXの20%ではなく所得税の累進性が適用されるので純粋に高い。
株やFXが投資として考えることができるのは税金がかかっても損失と利益をトータルした総計に税金がかかってくるので純粋に期待利回りへの課税となる点にある。つまり株式やFXの税金は繰り越し控除があるので損益、勝ち負けを決定する要因にはならない。
いっぽうビットコインはじめ仮想通貨は損益ではなく利益のみに課税される。損益を決定する要因となる。これがやばい。
通常、投資の利回りは年で5%もあればいいほうだけど、仮にビットコインを利回り5%で運用すると期待値的には確実にマイナスになりそう。
この税制を超える期待値で投資しつづけられればいいが投機対象であるビットコインは値幅の変動が激しくロスカット等を食らった時の損失が大きい。ゆえに繰り越し控除のないビットコインの税制は痛すぎる。
ゆえにビットコインは買わないほうがいい。
【ビットコイン税務】国税庁タックスアンサーでの仮想通貨取引課税の明確化 | ビットコインの最新情報 BTCN|ビットコインニュース
営業利益がない株式としてのビットコイン
なぜ株式が発行されて機能するのかはその会社が存続して営業して利益を上げていく「だろう」と信用されている点にある。簡単に言えば上場ゴールで潰さないだろうと考えられているから株式が発行され買われる。営業利益が出ている以上は株式がどうなろうと会社を存続していくメリットはあるのでそれが信用になってその会社の株は買い支えられる。
また社員や顧客の実態的な生活もあるので会社をつぶさないで運営していくことも信用として数えられる。
通貨はいわずもがな国の経済は破綻しないという信用に通貨の価値がある。
しかしビットコインはビットコインとして存続していく理由がないんですよね。仮にあったとしてもわからない。
「代替通貨として世界中で使われるようになるのが夢なのでビットコインは破綻させない」と創設者が言っていれば別ですがビットコインをつくった人は雲隠れしているようです。
会社のような営業利益の構造が信用になるわけでもないし日本円のように国として機構化され保障されたものでもない。ビットコインが買われている理由はみんなが買っているから以外にいまのところ理由がない。
またビットコインは発行当時に保有していた1000人が総ビットコインの4割を持っている。その点からしても通貨発行益目当ての可能性がけっこうある。
株式会社の執行役員が同じように株を何割か持っていることがありますがわけが違うんですよね。彼らは会社を乗っ取られないために株を持っている。
ビットコインの保有数によって議決権が与えられるわけでもない。彼らはビットコインを手放しても痛くもなんともない。
同じように仮想通貨を発行している業者がかなりいるみたいだしビットコインは通貨発行益目当ての新しいビジネスモデルか何かではなかろうか。ビットコインはたまたまヒットしただけで特別変わった点があるわけでもないし。
まとめ
すべての通貨は仮想であれどビットコインには仮想たる「実地的根拠」がない。さらに総ビットコインの4割を保有している1000人には買い支える保障がない。
ゆえにビットコインは買わないほうがいい。
仮想通貨発行益やバブルにあやかりたいならマイナーな仮想通貨を少額ずつ買ったほうがよさそう。けど税制がなあといった感じ。
結論としてビットコインを買うつもりはないけど仮想通貨は買うか考え中。
お金欲しい(小並感