メロンダウト

メロンについて考えるよ

見せかけの青写真と陳列された被害感情

ネット論客として有名な青識亜論氏が複垢なりすましでフェミとアンチフェミの両陣営を演じていたらしい。 b.hatena.ne.jp 2015年に青識氏は「表現規制派のアカウントも持っている」と自身で公言していたみたいなので今更暴露されても彼のポジションは変…

少子高齢化社会についての思案~灯台を失った社会~

いよいよ少子高齢化に伴う人口減少が始まろうとしている。内需は本格的に縮小しはじめ、労働人口が不足し、実質購買力の低下(スタグフレーション)とともに日本市場は衰退しようとしている。 下記ツイートは日本の総人口と生産人口の推移を示したものである…

大人になれと言う大人がいない問題、あるいは逆算的一般論の重要さについて

先日の記事で「人の暴言をネットに晒すのは大人のやることではない」という主旨のことを書いた。 自分の記事を自分で批判するのもどうかと思うのであるが、誰かにたいして「大人になれ」と言うのは空々しいものがある。現実でもインターネットでもほとんど言…

雑文

いやもう昔のようにかなり雑に書いていくけれどみんな本当にこれでいいと思ってるの?生娘の件に関して 声をあげた女性とか、人権感覚とか、コンプライアンスとかそれっぽいことを言ってるけどようするに世論で殴り殺しただけでしょ。いつからか声をあげるこ…

忘れ去られた問い~男性の生きづらさを言語化してみんとす~

男性も生きづらさを言語化しようと話題なのでさっそく言語化を試みたいのであるが、結論から言えば男性は「産めないから苦しい」のではないだろうか。 よく女性の出産に関して「産みの苦しみ」と言われたりするけれど、「産めない苦しみ」が男性にはある。 …

amamako氏への返信

amamako氏から言及されていたので返信記事を書きたいと思います。 リンク先の内容は白饅頭氏の記事への批評が主なもので私への言及は少ないですが小さいながら齟齬があるのではないかと amamako.hateblo.jp 以下の指摘なのですが plagmaticjam氏は、自分や白…

白饅頭noteを一年間読んで

一年ぶりに言及されていたので私も一年ぶり?に言及してみようかと思います。 note.com ※リンク先記事は有料です おそらくですが白饅頭氏は自分と同世代なんですよね。時代感覚として通底している部分がかなりあるように思う。どの記事だか忘れてしまったけ…

ファスト・イデオロギッシュ・フード~乃木坂46のエイプリルフール騒動に関して~

エイプリルフールに乃木坂46の人気メンバーが同性愛に関する写真を投稿し、一部界隈で炎上する騒動になっている。 左翼系メディアのハフィントンポストでも「同性愛をネタにすることは許されない」という主旨の記事があげられていた。 www.huffingtonpost.…

戦争に勝てないということ~実力も戦争のうち?今、もう一度サンデルを考える~

ゼレンスキー大統領の演説を見た。素晴らしかったと思うと同時に妙な違和感を覚えた。日本の国会議員がスタンディングオベーションしていたからである。日本は自由主義陣営としてウクライナと共にあると表明することは正しいと思う一方、奇妙な対比を感じず…

ホロライブと非モテと正しさと愛するということ

おひさしぶりです。というか最近はいつもひさしぶりな気がしますが(笑)時間がないというわけではないのですけどね。戦争が始まってからここに書いたことはなんだったのかと、悶々としていたりします。あとVtuberをすこし見ていたのでそのへんの感想でもと思…

差別論争の思い出、あるいは禁煙ファシズムについて

最近の差別論争を見ているとミイラ取りがミイラになってる感を強く持ってしまう。 anond.hatelabo.jp 男と女、世代論ばかりで社会問題を語りすぎなのはその通りだけど、それ以外の異物を排除していった論法がそのまま返ってきているだけなのでは、と思えてな…

タコピーの原罪の原罪~中庸の罠について~

最近話題のタコピーの原罪を13話まで読んだ。正直、途中から読んでいられなかった。自殺、いじめ、毒親・・・の中に放り込まれた善意の空回り 描写が生々しいのもあるし、僕自身学生時代にいじめというかいじられというかそんな経験があるので「いじめ物」…

「長年の悲願」ほど厄介なものはない

ロシア・ウクライナ間で起きた戦争について様々な考察や記事などを見ているのだけどこれといった回答はないみたいだ。 どの媒体でも「ロシアに正義はない」という論調だ。私もそのように思う。現象としてはプーチンが狂ったとしか言いようがないものの、なぜ…

日本には政治と経営があっても経済がない

もう「経済」が消えてしまったのかもしれない。 自分は経済学部出身ながら長年の労働によりそのほとんどを忘れてしまったわけであるが記憶の片隅から引っ張り出して書いていこうと思う。日本には政治と経営があっても経済がない。それが多くの問題に通底して…

宿命としての非実在サイゼリヤ論争

なにか人生がのっぺりしてきていよいよネットになにか書く熱量が失われてきたのだけどちょうど良いのっぺり具合の話題を見つけたので言及してみようと思います。 『サイゼリヤで喜ぶ彼女』というイラストがツイッターでシェアされ話題を呼んでいる。 サイゼ…

本音としてのオープンレター、最終手段のキャンセルカルチャー

現在、リベラル派と呼ばれる人々の主張はようするに「本音を言えば社会は変わる」に集約される。本音を言えない社会では女性をはじめとした弱者が声をあげるのは難しいので本音を言える社会をつくろうとしている。そのために開発されたのがトーンポリシング…

だから僕達は失恋をやめた

失敗は失敗として捉えるのではなく成長ネタとして捉えたほうが良いという記事を読んだ。 blog.tinect.jp 職務効率的な意味で言えば完全に同意するのだけど、疑問がないわけではないんですよね。 失敗を失敗として捉えるのではなく成長ネタとしてストア(貯蔵…

一般意志から考えるブルージャパン騒動~欲望を忘れた世界で~

ブルージャパンが立憲民主党の広報機関であることが判明し、炎上している。立憲民主党がブルージャパンを経由し、活動資金を払っていたCLP(Choose Life Project)は公平なメディアを謳っていたけれどその実、立憲のプロパガンダ機関であったと。 このニュー…

梨泰院クラスの感想

あけましておめでとうございます。年末年始にすこしいろいろありすぎてブログを書くMPが残っていませんでした。知人が逮捕されたと聞いたり、父がネトウヨみたいなことを言いだしたり。ひさしぶりに会うとみんないろいろあるなと・・・ 以前下書きしてた記事…

純粋多様性批判〜極彩色に振り切れた世界で〜

佐々木俊尚さんが「多様性とは挿入である」といったことを書かれていた。 社会を新たな価値観に染め上げるのではなく、新しい価値観を挿入するのだという。Aという価値観、Bという価値観があればそこにCという価値観を挿入するのが多様性のあるべき姿である…

本の魔力と「みたいなもん」騒動

某書評家が某tiktokerを批判して某tiktokerが活動停止してしまった件から某書評家がネットのおもちゃみたいになっているけれど、どうにも釈然としないものがある。 書評家という職業柄、本を解説紹介することには一定の矜持があるのだろうけどそれが悪い形で…

インターネットから離れて見たインターネット

デジタル・デトックスというわけでもないけれど、すこしインターネットから離れてました。 ブログも書かずツイッターもはてブもスマートニュースもニュースピックスも見ていませんでした。コロナが落ち着いたこともあり良い機会かなと3週間ほどネットを見な…

無敵の人などいない。はっきりとそう言うべきだと思う。

無敵の人などいない。はっきりとそう言うべきだと思う。 最近、京王線の事件を皮切りにテロ行為に近い事件が起きている。また、無敵の人と関連して社会のサスティナビリティーが話題でもある。たにしさんとシロクマさんが書いていた記事を読み、事件を見て、…

かつて自由だったインターネットからの応答

かつてインターネットに居場所を求めていた人はどこに向かうのかみたいなことを最近考えている。 インターネットの原風景といえば各人で違い、パソコン通信・2ちゃんねる・mixi・ブログ・SNSなど時代によって異なるけれどブログ以前の世代に関して言えばイ…

スフレパンケーキ選挙~衆議院選挙2021感想~

スフレパンケーキの作り方を知っているだろうか?まず卵を割り卵黄と卵白を分離する。卵白を混ぜメレンゲにし、別の器で卵黄・ホットケーキミックス・バター・塩を混ぜる。次に両者をさっくり混ぜ合わせ、できた生地を鉄板で焼く・・・そんな選挙だった。 自…

なぜキャンセルカルチャーは「日本で」やばいのか

キャンセルカルチャーというとリベラルを批判する言葉として使われがちだけれどそう単純な話ではないのではないか、と思っている。もちろんリベラルが特定の属性以外を排除する多様性を標榜し、語義矛盾に陥っていることは少なからずあるにせよキャンセルさ…

僕達はなぜ不安なのかについて考える

僕達はなぜ不安なのだろうか?という決定的な問いがある。経済的なデフレ、老後、就職、病気などすべてに通底しているのが不安であり、不安だけが唯一重要な社会問題と言っても過言ではない。現状、不安は「発見され治療される」のが良いことだと考えられて…

「政治に逃げる」ということ

東浩紀さんの『ゲンロン0~観光客の哲学~』に「僕達の世界は上半身と下半身に分断されている」ということが書いてあった。グローバルになった世界において下半身の欲望、つまり資本主義で人々はシームレスに繋がっているけれど上半身である政治はバラバラ…

リベラルに支持される自民党、当為を語れなくなった時代の無為の政治

衆議院選挙が始まる。4年前とおなじく自民党が勝つことが目に見えている選挙ではある。 この4年間で変わったことと言えば安部長期政権が終わったことくらいであろうか。事前予測から見える政局の分布に関してはほとんど何も変わっていない。野党が選挙区で…

誹謗中傷を友敵理論、ポリティカルフィクションで考える

神崎さんの記事を読んで「実践」としては同意できるものの「政治性」という意味では疑念が残ったのでそれを書いていきます。補足みたいな感じですね。 note.com 人間観の違いなのだろうけど、僕は誹謗中傷している人の気持ちがわからないでもないんですよね…