メロンダウト

メロンについて考えるよ

無題

亡くなった方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。 京都アニメーション制作「日常」は私の最も好きなアニメです。優しく、自由で、愛情深い世界を私に教えてくれました。 黒煙に包まれながら迫る死の恐怖を想像すればするほどにいたたまれない思いを抱え…

参議院選挙考察その2~なぜ不動産を問題にする政党がないのか~

不動産改革なんていう政党があればなにを置いても投票したいぐらいに思ってるのだけど。 経済の状態を政治的に論じる時、僕たちは非正規や最低賃金などの労働形態の問題を語りがちだ。どの政党もそうだ。政策としてできるのは消費税の減税、最低賃金の上昇、…

くさいおっさんとコミュニケーションコードと耐性

シロクマさんの記事を読んでて思ったんだけど https://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20190712/1562932800 おっさんは臭いから清潔な社会では忌避されるって文章。そのためにおっさんは臭くないようにケアしなければならない社会であるといった論旨だっ…

今のパチンコ店の状況から見るにカジノは日本で絶対に成功しない

おそらく、この記事で書くようなことは他の誰も書いていない。カジノを考える時にすでに存在するギャンブルであるパチンコを取り巻く状況を考えることがカジノの実態を正確に予想するものとなる。 しかしパチンコを社会的なものとして語ることは誰もやらない…

参議院選挙考察その1~デフレと合理的消費者~

また選挙が始まる。また自民党が勝つのだろう。数年前までは首相が毎年のように変わってこれだけ国のトップが入れ替わる国はないなんて言われてた。そう言っていた人達は今の状況をどう見ているのだろうか。政治が悪い、自民党が悪い、民主党は最悪だったと…

男性が結婚しないのは経済的理由を内面化しているから

結婚と少子化と賃金と男女差別を縦断して論じているすもも氏の記事に関して https://note.mu/sumomodane/n/nda55d2cf494e すもも氏の記事だけではなく少子化や結婚に関して書かれている記事を読むと社会学的、経済学的に分析してこうこうこういう状況がある…

個人主義と恋愛とリベラルと

シロクマさんの記事に関して https://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20190624/1561360692 近代化ゆえの自由、自由ゆえの個人主義、個人主義ゆえ僕達は恋愛しなくなったと書かれている。これが自然を超克した文明の帰結であって望まれてきた世界であると…

実践フェミニズム批判

基本的に、現代社会を生きる上において2つの不安があると思っている。経済的な貧窮と存在の不安である。 存在の不安というとわかりにくいかもしれないが承認と言い換えればわかりやすい。誰かと自然に居ること、誰かから無条件の承認を得ること、誰かとフラ…

長文駄文

山里氏の結婚に関して岡村隆史さんの発言に関して思ったことを書いていこう。岡村隆史さんが山里さんの結婚に関して「勝ち組」と言ったことにたいしてなにやら言われているみたい。けっこう典型的なネット仕草もとい情報仕草に見えた。芸能人の結婚とそれに…

無敵なのは社会のほうである

「1人で勝手に死ね」 登戸で起きた無差別殺傷事件にたいして上記のような発言は加害者の動機付けになりかねないから自重せよといった記事を読んだ。 今回の事件が無敵の人と関連して語ることができるかはわからない。容疑者が死亡している以上、憶測でしか…

ゲーム・オブ・スローンズが・・・終わってしまった・・・

何を楽しみに生きていけばいいんだ・・・ゲーム・オブ・スローンズが終わってしまった。最終回はゲースロらしくない終わり方だった。残念に思った人も多いんじゃないかな。あまり事細かに書くとネタバレになってしまうので書かないけれど シーズン8はどちら…

自動車社会について

最近、たてつづけに起きている自動車事故に波及するような形で自動車そのものにたいする嫌疑の声があがっている。 自動車がめちゃくちゃ危険な乗り物であることは事実である。正確に言えば認知機能がまばらな不特定多数が運転すると車は危険な乗り物となる。…

ピエール瀧氏とセキュリティー社会

ジャン・ボードリヤール「悪の知性」に情報化社会が発達すると人々は仮想現実と事前のセキュリティーに侵食されていくといったことが書かれていたことを思い出す。 ピエール瀧氏がコカイン所持で逮捕されたことから彼の出演作品が配信停止になったりしている…

ネットリテラシー教育なんて不可能では

小中学校にスマホを持ち込むかどうかが議論になっているみたいだけれど見てるといまのところ3つの意見があるみたい スマホを持ち込むのに賛成・反対・条件付きで賛成の3つ www.tokyo-sports.co.jp 条件付きで賛成の人はスマホを小中学生に持たせるならネッ…

体罰と権威の失墜と正しさの恣意性について

最近、まるで金言のように「対等なコミュニケーション」と聞くことが増えた。恋愛における男女関係でも店員と客の関係でもあるいは上司と部下の関係でさえも。 対等、平等といえば全てを喝破できると考えている人は認識が甘いと思う。最近ニュースになってい…

男らしさと理性と適応

男らしさについて語る時に僕達は適応の話をしなくてはいけないのだと思う。 以前の男らしさはジェンダーロールによる適応の産物だった。そしてその男らしさには理性的なニュアンスが存在していたように思える。男は男らしくいるほうがいいからそうすることは…

虐待の構造めいた時代論

ある時代に求められていた態度はある時代には糾弾されうる。この記事を見て自分の父親のことを思い出した。 yuhka-uno.hatenablog.com 父も母も団塊の世代ど真ん中で社会的にはモデルケースのような家庭だと言っていいと思う。父は終身雇用のサラリーマン、…

朝まで生テレビの少子化の議論を見て思ったこと

元旦の朝まで生テレビを見ました。番組で少子化について議論していたのですが見ている間いろいろと考えていました。 番組を見ていて覚えた違和感は大衆がどういう動機や理由で結婚しているのかが棚上げになっているのではないのかということでした。少子化に…

ジェンダーギャップ指数に思うこと

あけましておめでとうございます ところでジェンダーギャップ指数が日本は110位らしい。ジェンダーギャップ指数はほとんどイコールで女性差別の問題として語られるけれど・・・ ジェンダーギャップ指数を論拠にした女性差別批判を読んでいるとどうも実地…

人に物語を見なくなった世界で

コードが違う。それがシロクマさんの記事を読んだ感想だった。スタンスとしては清潔感や正しさの敷設への疑義という点で僕もシロクマさんと同様の感想を持っている。 p-shirokuma.hatenadiary.com コミュニケーションをしなければ人のことなど何もわからない…

なにが許せないかよりなにを許せるかで自分を語れよ

消滅主義とでも言えばいいのか。2つ前の記事と内容としてはかぶるけれどもはや何かを消滅させることが主張として成り立っていることに違和感を持つようになってきた。 小池都知事が都知事選、都議選の時に10のゼロと掲げ花粉症ゼロなど意味不明なことを言…

AV女優は被害者であり加害者でもある

AVの是非に関して職業差別反対って声が大きいけど職業差別反対って文句を言っている人は何も考えていないように見えてきた。 蒼井そらさんが妊娠発表してその子供の将来について是非が論じられているみたいだけれど親の属性で差別するのはそれだけで醜悪だし…

非出来事性に収斂していく世界

metoo運動への対応として男性はそもそも女性と接触する機会自体を無くしていこうといった考えが浸透しているようだ。 metoo運動は公共性という概念が持つ作用をとても顕著に表している。 そもそも人の存在が他人にとって迷惑だというところまでいきつくので…

政治的正しさとは簡単に敵を設定しないことである

パチンコを打っていたことがある。銭形平次、牙狼、ファフナーあたり。当時、あまり他人にパチンコ打ってるよと自分から言うことはなかった。パチンコにたいして差別感情を持つ人間がいるのでめんどくさかっただけだが ある日、居酒屋で話の流れで若者に言っ…

キズナアイ論争と現実と仮想体

ポリティカルコレクトネスと最近出てきたVtuberなるものはかなり明確に因果関係があると思う。 一般にポリコレや差別を声高に批判する人は他者からの差別感情を向けられた被害者だという心理で客観的正当性を主張するけどどうにもそういう人の批判を読んでい…

豊洲市場批判と清潔感至上社会

ものすごい抽象的にいえばてきとうさを愛するみたいなことを忘れたのだろう。豊洲市場で喫煙問題が話題にあがっていたが彼らのてきとうさを批判するのは端的に言って無粋な言説に見える。 なんというか現実の空気や人間を棚上げして結論づけているようなふし…

「共感されにくい人達」は「権利」で救われるのだろうか

www.asahi.com 読んだ。その通りだとも思う。僕達はおっさんよりも少女のほうに同情する。アニメなどのコンテンツで美少女が頻繁に使用されるのも共感の集めやすさゆえだろう。 記事の論旨をあえて悪しきように言えば「僕達はおじさんに共感しなくていい、け…

君の膵臓を食べたいを見てインターネットに少々絶望した話

「君の膵臓を食べたい」を見て泣いてしまった。 ストーリーについてはいまさらここで書くまでもないでしょう。余命半年の少女とその同級生の恋愛を描いた作品だ。 ネット上での評価も軒並み高い。邦画の中では抜きん出ている。あの映画の何がそこまで人を惹…

新潮45騒動と非国語的批評空間について

また杉田氏の件だけれど最初に新潮45で杉田氏の論文が炎上した際にはそこまでたいした問題じゃないなというか典型的なLGBT批判といった感じで認識不足かなぐらいの感想しかなかった。 しかし杉田氏擁護から炎上が展開し新潮45が休刊になったというのはか…

先天的ヘイトと後天的ヘイト~新潮45の騒動に思うこと~

杉田氏と小川氏の記事が原因で休刊というはこびになった新潮45 何か違和感がある。 というかブログを書くのが一ヶ月ぶりですね。おひさしぶりです。 発端は杉田氏がLGBTを称して生産性がないといった記事を掲載したことであるがそもそもこの記事が炎上し袋…